【番外編】星と温泉

雪山が見えます
星が見たくて長野の高峰高原に行ってきました。
そこは長野県小諸から標高2000mの高峰高原。近くには高峯山、池の平湿原があり
とても自然豊かな高原です。
高峰高原
当日は真っ青な空、前日に降った雪が木々の枝に残り輝いていました。
温泉写真
源泉かけ流し、湯けむりの立つ野天風呂の湯船につかると、遠く中央アルプスの霧ヶ峰、木曾駒ケ岳、御嶽山などの山並みが見られます。時折、鳥がやってきてかさかさと枝を震わせます。そんな景色とあまり暑すぎない温泉が心地よくいつまでもつかっていられました。


宿の中にはさらに2つの源泉かけ流し風呂があります。1階の風呂からは夜になるとタヌキやテンがやってきてウロウロする様子が窓外に見えます。
夜に発見! テンかな?
2階の風呂は野天風呂とおなじようにアルプスの山並みが見えます。
熱い湯とぬるい湯があるため交互に入り、心地よく長湯をしてしまいます。
さていよいよ、夕食後8時半から宿の玄関で星空の観望会が始まります。
その夜も雲はなく、見渡す限り夜空は満天の星!
まだまだ雪でおおわれた高原の寒さも忘れ、憧れていた人に出会ったかのように
ワクワクしました。
宿のご主人は、設置した天体望遠鏡4台を使い、星の解説をしてくださいます。
あれが北極星、あれは火星、ペテルギウスとたくさんの星をピンポイントに望遠鏡で教えてくれて、1時間の間にたくさんの遠い星を観ることができました。
翌日の夜も期待していたのですが、雲がかかっているとのこと、星空観望はなしでスライド上映になりました。
スライドの最後に宿の主人が今晩の雲は明け方にはなくなるでしょうと言われたので3時半に目覚ましをかけました。
3時半に起きると、窓の外を見ると木々の間に星が少し見えたので、着替えて野外に出ました。

雲はなくなっており星空が蘇っていました。
夜空の天の川は頭上にあり、その日は星空をひとり占めでした。
それから冷えた体を温めるため3つのお風呂を順番に入り帰り支度。
またお花がたくさん咲くころに訪れたいと雪上車に乗り宿をあとにしました。
高峰高原 雪上車
(N)