【番外編】宇宙望遠鏡 ワクワクする話

先日、米欧とカナダで共同開発され打ち上げられた
ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡の観測の準備が整ったというニュースが報道されましたね。

定位置に到着し、機体が展開されました。

打ち上げの時は折りたたまれていたのが開かれてそれは何とも不思議な形の望遠鏡で
NASAでは「巨大なハイテク折紙」と言われているそうです。



宇宙望遠鏡というワードを初めて耳にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。


現在ハッブル宇宙望遠鏡というのが1990年より(宇宙ステーションより高い)
570km地点で、地球を周回しながら宇宙の銀河や星の観測をしています。

宇宙では大気の影響を受けないため細かいことまで見ることができ
地上の観測以上の成果をだしています。


そのハップルの後継機として打ち上げられたのが
今回のジェームズウェッブ宇宙望遠鏡です。

この宇宙望遠鏡は大変複雑な構造になっていて開発に時間がかかり、
打ち上げも14年延期されたといいます。

主鏡の大きさはハッブル宇宙望遠鏡より2倍以上の6.5メートルで
六角形の鏡18枚で構成されています。

またテニスコート一面くらいの太陽光を遮る帆がついています。


周回する地点は月よりも遠く地球から150万キロ地点、
太陽と地球の引力が釣り合う軌道を周回するそうです。

またこの場所は宇宙望遠鏡にとって
地球と月が太陽の日よけになる最適の地点なのです。


ミッションは、宇宙初期の観測や太陽系外の生命のなどの探索だそうで、
半年後には観測が始まるそうです。


「宇宙はどうやってはじまったのか」

「私たち生命は宇宙で孤独なのか」


そんな疑問に少しでも近づいた答えがでるのでしょうか、


ワクワクします。



参考記事:Science Portalサイエンスポータル




(N)