愛の消火活動

おめでたいダルマのウェディングケーキ<br> 新郎新婦が目を入れます<br>

おめでたいダルマのウェディングケーキ
 新郎新婦が目を入れます

東日本大震災から11年を迎えた11日から間もない昨日、福島・宮城で震度6強の地震が発生しました。
東京でも揺れを感じましたが、現地では停電や断水など混乱も大きかったようです。
ケガをされた方や建物の損壊等で影響を受けた方々が1日も早く回復される事をお祈りします。
そしてあらためて、日頃からの備えが大切である事も再認識できたのではないでしょうか。

さて、前回に引き続き、職業柄ならではの余興についてご紹介します。

それは消防士による余興「愛の消火活動」(タイトルは様々ですが、概ねこのような感じです)です。
披露宴会場で火災が発生し、要救助者が1名いるという事で消防隊が救助に向かうという設定です。

扉が開いて、防火服に身を包んだ隊員がホースを持って入場します。
要救助者(若い女性らしい)を探して会場内を練り歩き、大体は新郎や新婦の母親のテーブルに行ったり、新婦の友人のテーブルを廻ったりしながら最終的にメインテーブルの新郎新婦の元に辿り着きます。
隊員は新婦が大至急人工呼吸が必要な危険な状態だと判断し、新郎がその役目を負います。
大体一度では回復せず、何度かトライしてめでたく新婦が意識を取り戻し、「火事の炎は消せても二人の愛の炎は一生消えません」というオチがつきます。

ゲストにはもちろん大変喜ばれる楽しい余興ですが、会場の外で防火服を着た消防士が数名いるとたまたま通りかかったお客様が本当の火事と勘違いするという事もあるようですよ。


(司会者S)