司会者の活躍の場 ⑥

緊急事態宣言の延長に伴い、飲食店を始め様々な会合でもアルコールの提供が止められています。
結婚披露宴も同様で、おめでたい席にアルコールが無いのは寂しいという方も多いと思いますが、実は今飲料業界ではノンアルコールの種類が驚くほどあるのです。
ビールはよく聞きますが、ワインや日本酒、カクテルまで幅広いラインナップが揃っており、会場の雰囲気と相まってそれなりに皆さん楽しんでいらっしゃいますよ。

さて、今回はセミナーや講演会での司会者の役割の中で「講師とお客様との仲介役として」という面からのご紹介です。

司会者は来場者の意図を組み、講師の方と来場者を繋ぐ役割も担います。
特に重要なのが質疑応答です。
質疑応答ではまず、来場者が質問出来る状態を作ることが最も重要になってきます。
次に講師の方がスムーズに応答出来るよう、質問者を誘導しなければなりません。

この他にも、来場者に代わって講師の方にインタビューすることや、講演の話を簡単にまとめて合間に挟むなど、来場者と講師の方との距離を縮める上でとても重要です。
また、セミナー終了後に懇親会が催される事も多々あり、講師とお客様が更に和やかに過ごせるような雰囲気を作る事もプロ司会者だからこそ出来るのです。


(司会者S)

司会者の活躍の場 ⑤

新型コロナウイルス感染拡大の影響で長らく海外旅行を楽しむ事も出来ない日々が続いていますが、本日5月16日は日本旅のペンクラブが1988年に制定した「旅の日」です。
松尾芭蕉が「奥の細道」へと旅立った元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)にちなんでいるそうですよ。

さて、今回はセミナーや講演会での司会者の役割の中で「場のコントロール」という面からご紹介していきたいと思います。

セミナーや講演会では数回に分けて休憩をとることが多いですが、この休憩を促し、場をコントロールすることも司会者の重要な役割です。
会のタイトルや内容によって、来場者の属性も変わってきます。
学術的な意味合いが強い場合、時事問題を歴史という観点から面白く紐解いていく場合など様々です。

休憩時間は大体15分程度の事が多いですが、会場が大きければ人の移動にも時間がかかってきます。
そこで司会者は休憩を促す以外にも、トイレの場所や非常口、会場使用上の注意事項などを告知し、場が混乱しないように会を進行させます。
このような案内を司会者が務めることで時間通りに来場者が着席し、講師の方は講演に集中することが出来ます。


(司会者S)

司会者の活躍の場 ④

我慢のゴールデンウイーク、皆様いかがお過ごしでしたか?
首都圏の緊急事態宣言も月末までの延長が決定となり、様々な業界に影響を及ぼす事になりそうです。
少しでも早く宣言解除となるように一段と気を付けて生活したいものですね。

さて、今回はセミナーや講演会での司会者の役割の中で『講師の代弁者として』という面からご紹介していきたいと思います。

セミナーや講演会では、基本的に講師の紹介から始まります。
来場者の中には講師の事は知らないが講演の内容に興味を持つ方、講師の知名度や人柄等に興味を持つ方など様々いらっしゃいます。
いずれの場合でも、これから始まるセミナーや講演会の講師については、必ず紹介をしなければなりません。
この場で司会者がいないと講師自身が自己紹介をする、という形になり、来場者に対して十分な情報が行き渡らない可能性があります。

そこで、司会者が代弁し、講師の経歴や業績を簡潔にわかりやすく紹介し、更に定例の挨拶を加えることでセミナーや講演会の格式がワンランク上がります。
来場者にとっても、これから始まるセミナーや講演会への期待も高まる事になり、成功へと導く第一歩となります。

(司会者S)

司会者の活躍の場 ③

風薫る5月、そしてゴールデンウイークですね。
今年こそ旅行を!と楽しみにしていた方も多いと思いますがやはりコロナは一筋縄ではいかないようです。
ステイホームでそれぞれに楽しみを見つけて過ごしたいものです。

さて、今回も司会者が必要とされる場面についてお話したいと思います。
披露宴、パーティ、顔が見えない声のお仕事の他に、企業や学校でのセミナーや講演会も司会者の活躍の場です。
企業や学校のセミナーでは講師を引き立たせ、会をスムーズに進行させる、お客様と講師の距離を縮める役割を担っています。
司会と講師を兼ねて講演する方もいらっしゃいますが、プロに依頼することにより講師とお客様との間に入って、絶妙なタイミングでコントロールすることが可能です。

企業や学校でのセミナー・講演会が増えるにつれ、進行を務めるMCや司会者の需要も高まっています。
司会は講師とお客様をしっかりと繋ぎ、セミナーや講演会の成功させる上でとても重要です。
「講師の代弁者として」「場のコントロールの重要性」「講師とお客様の仲介役として」
次回からはこの3つの面からご紹介して行きますのでどうぞお楽しみに!

(司会者S)

司会者の活躍の場 ②

今週はずっとすがすがしい晴天が続き気持ちの良い毎日を過ごせましたね。
ところで、「すがすがしい」と「さわやか」は実は同じようで違うってご存知でしょうか。
「すがすがしい」は初夏の季語、そして「さわやか」は秋の季語だそうです。
日本語は本当に難しいものですね。
気象予報士の方々はこうした表現にも気を遣っているそうですよ。

今回も司会者の活躍の場についてお話をさせて頂きます。
テレビやラジオのCMや番組、テーマパークでの音声などの「ナレーション」も司会のお仕事のひとつです。
「ナレーター」と呼ばれ、声優のような表現力と、アナウンサーのような正確に告知する2つの技術が必要とされます。

地上波のTV番組でもラジオ番組でも、何百万人という人々に声だけで伝えることになる重要な仕事ですので、求められる技術もそれだけ高くなります。
日本が誇る「アニメーション」の世界でも今やテレビだけではなくインターネットを通じて膨大な作品が配信されており、まさに声優さん達が大勢活躍していますね。
司会者の中には俳優や声優、ナレーターの経験者も多く、そこで培われた表現力が個性となって披露宴やイベントを更に素晴らしい空間に作り上げる事が出来るのです。


(司会者S)

司会者の活躍の場 ①

暖かい日が続いて、ついウトウトしてしまいますね。
『春眠暁を覚えず』という言葉がありますが、これは『春の夜は心地よいため朝になった事に気付かず思わず眠り込んでしまう』という意味だそうです。

さて、個人だけでなく、企業からの依頼も増え、司会者を目にする機会は非常に多くなっています。
現在では披露宴をはじめ、イベント、二次会、講演会など様々な場所で司会者は活躍しています。

そんな中、司会者の活躍の場として最も多いのが結婚披露宴です。
披露宴では新郎新婦の友人・知人が勤める場合もありますが、それでもプロに依頼する方が圧倒的に多いです。

友人や知人との1番の違いは「間の取り方」と「時間設定」の上手さで、適切な長さ、タイミングはしっかりとした技術を会得したプロのなせる技です。
人生の特別な日、そして一度しかない大切な披露宴の場で何かハプニングが発生しても、しっかりと対応が出来るプロ司会者は安心感が違います。
プロに任せることによって、当日は安心して思い切り楽しむ事が出来るのです。

(司会者S)

国際結婚について②

4月は新しいスタートの月ですね。
昨年コロナ禍で入学式が実施できなかった学校でも今年は感染対策を講じて晴れやかな舞台を整えたようです。

今回も引き続き国際結婚についてお話させて頂きたいと思います。

国際結婚の場合、両方の国で披露宴を挙げることや、通訳を依頼する、英語が話せる友人・知人にお願いするなどの解決策をとり、披露宴を行う方もいらっしゃいます。
しかし、通訳者も、英語が話せる友人・知人もプロの司会者ではありません。
特に披露宴ではわざわざ海を越えて出席するゲストもいらっしゃいますのでいかにして披露宴を成功に導くかが大きな問題となります。

この問題を解決するのに最も適しているのが「バイリンガル司会者」に依頼することです。
バイリンガル司会者は日本語、英語など2つの言語で進行を行うので、通訳者としての役割も同時に果たしてくれます。
通訳のお仕事、進行のお仕事を個別に依頼するよりもお得になり、更に司会のプロとして披露宴の進行もスムーズに行えるのがメリットと言えるでしょう。


(司会者S)

司会者ブログ「今日の司会」

本日は、中央区の結婚式場で披露宴をお考えのお客様を対象としたブライダル試食会がありました。
葉桜を横目に「もうコートは要らないなぁ」と、季節の移り変わりを感じながら会場に向かいました。もう4月…早い!

春の陽気に誘われて、電車も街中も人が多く賑やかな印象で、通りすがりのアンテナショップや飲食店にもカップル・ファミリー含め沢山の方がいらっしゃいました。

会場に到着し、スタッフ用出入口で検温・消毒をした後に中へ。
1年前は、体温をはかる機械を額にスッと向けられると、まるで銃口を向けられているような緊張感がありましたが(笑)、今では受付→検温→消毒の流れがどこに行ってもスムーズ。

最近は手首で検温するところも増えたため、相手が動く前に額も腕も先に差し出して、どこからでもご自由にどうぞ!とサービス精神旺盛に応えられるくらいには馴染んできました。

会場内にも、消毒スプレーはもちろん加湿器・湿度計(空気の循環を調べる機能付)・iPadのような検温機械が設置されて、お客様が安全で心地良い時間をお過ごしいただけるよう万全の対策を行っています。

本日の試食会では、前菜~デザート・コーヒーまで、当日ご提供しているフルコースの中から数品をお召し上がりいただきました。
自慢の前菜は、お野菜のシャキシャキ触感を楽しめる一品で、一口お召し上がりになったおふたりが「美味しいね!」と顔を見合わせていらしたのがとても微笑ましかったです。

一流のシェフが心を込めて仕上げたお料理…美味しいですよね。皆さん、本当に良い顔をされます。私もつまみ食いしたいくらいです。

お料理がお手元に届くと、お写真を撮られたりお連れ様と感想を述べあったり、楽しそうなお姿を拝見しているとこちらもテンションが上がります。
当日のご披露宴をイメージしていただけるよう、本日も愛を込めて丁寧に司会進行を務めさせていただきました。

ご披露宴当日はもちろん、おふたりの未来が明るく素晴らしいものになるよう、引き続きスタッフ一同しっかりとお手伝いさせていただきます!

(司会者T)

国際結婚について①

初夏を思わせるような暖かい日が続くこの頃ですが、満開の桜は堪能出来ましたか?
「三日見ぬ間の桜かな」という言葉がありますが、古来より日本人が好む本当に潔い花だと思います。

さて、今回からは国際結婚についてお話させて頂きたいと思います。
グローバル化に伴い、日本でも国際結婚する方が増えてきました。
国際結婚においては通常の結婚とは違い、お互いの文化を尊重し合った披露宴を考える必要があります。
そんな国際結婚での披露宴では、司会者のような進行役の存在が非常に重要となり、披露宴を成功させるひとつの鍵になります。

国際結婚での披露宴で最も課題となるのが言語の違いです。
言葉の壁を乗り越えて出会った新郎新婦をお祝いするためには、両方の関係者が理解出来る披露宴の進行をするという事がまず大前提となります。

(司会者S)

司会者って何?④

ソメイヨシノが満開を迎えた東京では晴天に恵まれて多くの人がお花見を楽しんだようです。
新型コロナウイルスの感染状況も楽観視出来ず、まだまだ気を緩めずに過ごしたいものですね。

ところで、進行役の司会者が必要とされている会にはどんなものがあるでしょうか。
代表的なものとしては、結婚披露宴や二次会、創立記念などの記念式典や懇親会、企業イベントや講演会などが挙げられます。

どのような会でも「プロにお願いして良かった」というありがたいお言葉をこれまでにたくさん頂いて来ました。
経験豊富なプロならではの、個性をいかした進行が会場の空気を変える力を発揮します。
時にユーモアを交えながらの司会進行や、スマートながらも知的さも感じる進行など司会者によって会をしっかりとサポートし、成功に導きます。
時代とお客様のニーズに合わせて、言葉ひとつひとつを大切にしながら進めて行く、それがプロなのです。

(司会者S)