司会者に求められる事④

オリンピックも後半に入り、日本勢のメダルラッシュに益々盛り上がりを見せていますね。
一方国内のコロナ感染状況も拡大の一途をたどり、東京都の緊急事態宣言は当初の予定から更に延期されて8月一杯までとなりました。
まだまだ予断を許さない状況が続きますが、熱中症対策と同時に感染症対策も引き続き気を引き締めて行っていきたいですね。

さて、前回は番外編でしたが、通常営業に戻りまして「司会者に求められる事」をお伝えしたいと思います。

企業イベントはコロナ禍にあってどの会場でも需要は伸び悩んでいます。
これまで行われていた企業のレセプション・祝賀会の中には大変重要なポストの方々をお招きするケースも多々あります。
こうした企業のレセプションにプロ司会者が入ることによって、お名前や肩書きなど大切なゲストに失礼の無いようにアナウンスし、滞りなく進行することが出来ます。

プロの司会者には、品格のある立ち居振る舞いや質の高いコミュニケーションが求められます。
そして、お客様への細やかな心配りと笑顔が大切な仕事です。
司会者の進め方によって、イベントが価値あるものになるか否かが決まるといっても過言ではありません。
司会者の力量が高ければ高いほど、活発な意見交換が行われる企業イベントが実現するのです。


(司会者S)

【番外編】祝!TOKYO2020 東京オリンピック開催

今回のブログは東京オリンピック開催を記念した番外編をお届けします。

7月23日、「TOKYO2020 東京オリンピック」が開幕しました。
掲げられたスローガンは「United by Emotion」(感動で私たちは一つになる)。
史上初となる1年延期、しかも東京都はコロナ禍の緊急事態宣言真っ只中です。

開催までには内外で多くの問題も発生しましたが、他国が経験した事のない特殊な状況下での開催とあって全世界が注目する中、23日には1964年の東京オリンピック以来実に57年ぶりに東京の空にブルーインパルスが五輪マークを描きました。
そして夜8時、新国立競技場では祝祭の花火が打ち上げられ、開会式がスタート。
皆さんもテレビを通してドローンによる幻想的な映像パフォーマンスを始めとした素晴らしい演出にしばし目を奪われた事と思います。

そして24日に行われた柔道競技では日本最初となる金メダル獲得の嬉しいニュースも飛び込んできました。
現在も各会場では無観客で様々な競技行われています。
私たちはTVやインターネットサービスを通して観戦し、ひたすらにトレーニングに取り組んできたアスリートたちを応援する事になりますが、以降は何事もなく無事に閉会式を迎えられるようにと祈るばかりですね。


(司会者S)

司会者に求められる事③

関東地方も梅雨明けし、いよいよ夏本番となりますね。
連日30度を超える猛暑日が続きますが、それでもマスクを手放すわけにはいきません。
そうなると心配されるのが熱中症や夏バテですね。
マスクをしているとついつい忘れがちになりますが、水分だけではなく塩分もこまめに補給してコロナ禍と猛暑を乗り切りましょう。

さて、「司会者に求められる事」、と題して毎週ご紹介していますが、今回は企業イベントの顔としての司会者についてお話します。

コロナ禍という事もあり、企業イベントについては以前ほど盛んではありません。
しかし、今後は表彰式や創立記念式典などの社内行事だけでなく、セミナーやシンポジウム、パーティなどのイベントが積極的に開催される時期も徐々に訪れて来ると思われます。
企業イベントが新たなビジネスに繋がるか否かは、企業の顔となるプロの司会者にかかっているといっても過言ではありません。
少人数のセミナーから大人数のシンポジウムまで、多くの企業がイベントを開催しています。
そしてこのイベントをきっかけにブランドイメージ向上や販売促進を図り、更なる飛躍を目指す企業も少なくありません。

近年の企業イベントには、他社関係者だけでなく海外のビジネスパーソンが招かれることも多くなりました。
経済活動がグローバル化する中、世界的な視野でビジネスを展開することは重要です。

企業イベントを有意義なものにするためには、いかに新たなビジネスへと繋げるかが重要な課題となってくるのです。



(司会者S)

司会者に求められる事②

まだまだ梅雨空が続く毎日、マスクが本当に辛いですね。
そんな中、東京都では7月12日より4度目となる緊急事態宣言が決定されました。
各地でも引き続き感染拡大の懸念のある自治体ではまん延防止等重点措置を実施する事となりましたが、同時にワクチン接種も順調に進んでおり、明るい兆しも見えてきました。
これからも前を向いて一歩ずつ進んでいきたいものですね。

さて、披露宴やイベントの進行役である司会者は、その場を盛り上げることはもちろん大切ですが、服装や言葉遣いにも気をつけなければいけません。

例えば披露宴には、ご年配の方から小さなお子様まで幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。
また年齢層もそうですが、勤務先の上司や同僚、友人、親戚と立場の違う方々もいらっしゃいます。
幅広い世代の方に楽しんで頂けるよう、TPOに合わせた進行を心掛けることが大切です。

特に言葉遣いにおいては、シーンにふさわしい言葉や表現がありますので、しっかりと意識する必要があります。

司会者は声のトーンや姿勢、時間配分など、注意しなければならない点が多いものです。
また当日はウェディングプランナーや会場のスタッフなど、様々な人と連携することになります。
常に周囲に気を配り、小さな変化を見逃すことなく、TPOに合わせて臨機応変に対応する能力が求められるのです。



(司会者S)

司会者に求められる事①

7月7日は七夕。
元々中国に伝えらえた故事と日本にあった棚機津女(たなばたつめ)の伝説とが合わさって生まれた日だそうです。
日本でも各地で七夕まつりが開かれますが、特に東北三大祭りの「仙台七夕まつり」は仙台藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統のまつりとして有名ですね。
色とりどりの短冊に願いを込めて・・・
皆さんならどんな願い事を短冊に書きますか?

今回からは司会者に求められる事をテーマにお伝えしていきたいと思います。

皆さんはよく「TPOに合わせて~」という言葉を耳にすると思いますが、そもそもTPOとは何でしょうか。
TはTime(時間)、PはPlace(場所)、そしてOはOccasion(場合)で、時と場所、場合に応じて装いを使い分ける必要があることを意味します。
どんなにおしゃれな服を着ていても、TPOをわきまえなければ意味がないということです。

ビジネスシーンにおいてもTPOは必要不可欠な要素です。
普段着のような恰好ではなくスーツを着て出勤することも、TPOをわきまえた行動の一つと言えますね。

服装はもちろんですが、言葉遣いにおいてもTPOを意識しなければなりません。
同じ内容であっても、言い方によっては相手を不快にさせてしまうことがあります。
TPOに合わせた言葉遣いは社会人の基本的なマナーなのです。


(司会者S)

結婚披露宴と司会者⑤

通りすがりクチナシの花をみつけました。マスクを外してそっとお花に近づいてみるといい香り、思い切り深呼吸をしました。<br>

通りすがりクチナシの花をみつけました。マスクを外してそっとお花に近づいてみるといい香り、思い切り深呼吸をしました。

早いもので令和3年も半分が過ぎようとしています。

東京都は6月21日をもって「緊急事態宣言」を解除すると共に、7月11日までを「まん延防止等重点措置」期間として引き続きの感染対策を呼び掛けるとの事です。

ワクチン接種も徐々にスピードアップしており、安心材料も増えてはいますが、やはり一人一人のちょっとした心掛けがより安心な毎日を作っていくのだと思います。
湿気の多いこの時期のマスク生活は辛いものがありますが、昨年に比べて快適さを追求したマスクもたくさん発売されているようですので自分に合うマスクを見つけて少しでも気持ちよく過ごしたいものですね。

さて、前回は結婚披露宴の進行内容についてご紹介して参りました。

かなりシンプルな進行内容のお話でしたが、もちろん中にはご友人からのスピーチやゲストに楽しんで頂ける演出を考える新郎新婦もいらっしゃいます。

例えば会場での生演奏をプロにお願いするというのもとても素敵な演出です。
あまり大きくない会場でしたらピアノ、ハープ、弦楽三重奏などはいかがでしょうか。
また和風の会場であればお琴の二重奏、津軽三味線の演奏なども喜ばれますね。
他にもバルーンアーティストによるパフォーマンス、マジック、ジャグリングなどお子様から年配の方まで楽しめる演出もあります。

どのような場合でもプロにお任せする事によって、ゲストはもちろんですが新郎新婦が心からその時間を楽しむ事が出来て、ゲストと同じペースでお食事も出来るという事が大きなメリットになるのです。

(司会者S)

結婚披露宴と司会者④

今月14日に関東地方の梅雨入りが発表されました。
昨年より3日、平年より7日遅い梅雨入りだそうです。
しばらくはジメジメ、ムシムシとした日が続きそうですがこの時期は体調も崩れがちです。
また、湿度が高いと食品の衛生管理や室内のカビ対策などにも注意が必要になってきます。
いつも以上に手洗い、うがい、アルコール消毒などに気を付けて快適な毎日を過ごしたいものですね。
そして本日6月20日は父の日です。
全国のお父さんに「ありがとう」を伝えましょう。

さて、結婚披露宴において、事前に準備しておいた方が良いものをご紹介していますが、今回は披露宴の進行内容についてのお話です。

コロナ禍で披露宴の形も随分変わってきました。
以前は大人数で歌やダンスや寸劇といった余興の場面が主流でしたが、ニューノーマル“新しい生活様式”での披露宴ではご親族を中心にあまり多くないゲストを迎えて、お食事を中心に和やかに過ごす事を望まれる新郎新婦が増えています。
その場合は進行内容も至ってシンプルに、前半はご祝辞を頂く事もなく乾杯をしてお食事を楽しむような内容になります。

お色直し後も余興などは入れずにお二人がゲストのテーブルを廻ってゆっくりお話をしたり写真を撮ったりしながら時間を過ごします。
ちょっとした演出として和装なら鏡開き、洋装ならウェディングケーキの入刀を加えても良いですね。
また、映像としてお二人が生まれてからのお写真を綴ったプロフィールムービーを用意するのも良いでしょう。

何よりもゲストも新郎新婦もその時間を心地よく過ごせる事が大切なのです。




(司会者S)

結婚披露宴と司会者③

関東地方もそろそろ梅雨入りの気配が漂ってきましたね。

この時期紫陽花(アジサイ)をよく見かけますが、紫陽花は土壌の酸性度によって花の色が変わるという話はよく知られていますよね。
酸性ならば「青」、アルカリ性ならば「赤」になると言われており、学校の理科の授業で実験したリトマス試験紙とは逆なんですね。

そんな紫陽花の花言葉は小さな花がひしめき合って咲いているように見える事に由来して「団らん」「和気あいあい」「家族」といった温かみのある言葉がある一方で、咲いている時期の中でも土によっていつの間にか花の色が変化する事から「変節」「移り気」という言葉もあるそうですよ。

さて、前回に続いて披露宴前に用意しておいた方が良い情報として今回は「ゲストの情報」についてご紹介していきましょう。

ゲストの年齢層・男女比、新郎新婦との関係性については、事前に司会者に伝えてしっかりと打ち合わせを行うことが大切です。
披露宴はご両家の親族以外に職場の同僚、学生時代の友人など立場も様々な人が集まる非常に特殊な宴会です。

一般的な宴会は例えば「企業創立年70周年記念式典」、「出版記念パーティ」、「叙勲祝賀会」などゲストの属性を概ね予測できますので進行内容を考える際にもある程度の雛形に沿って形作る事が出来ます。
しかし結婚披露宴に出席するゲストの属性は単純ではありません。
従ってかなり熟慮して進行内容を考えなければなりません。

特定のメンバーにしか分からないような内容では他の方々に居心地の悪い思いをさせてしまう事にもなりかねませんので司会者と一緒に必要な情報を共有しながらしっかりとプログラムを組み立てていく必要があるのです。


(司会者S)

結婚披露宴と司会者②

令和3年も6月を迎えました。
6月初旬には「万緑」「向暑」「初夏」「薄暑」といった季語が並び、夏の訪れが近い事が感じられますね。

多忙な現代ではメールやLINEといった電子的な通信手段がすっかり定着していますが、この状況下、リモートワーク等お家時間が増えている方も多いと思います。
心と時間に余裕が生まれた今こそ、たまには時間をかけて葉書や便箋に手書きで会えない方に近況を伝えてみてはいかがでしょうか。

さて、結婚披露宴で司会者をお願いする場合、事前に用意しておいた方が良いものが幾つかあります。

まずは新郎新婦のプロフィールです。
新郎新婦のプロフィールは、司会者が披露宴全体のイメージをつかむきっかけになります。
どのような雰囲気の披露宴にしたいのかということが、エピソードから分かるのです。

お二人の生い立ち、家族構成、趣味、特技、思い出に残っているエピソードなどが必要となります。
最近の披露宴では、生い立ちを綴る映像を上映する事が多くなっていますが、やはり幼少期や学生時代のエピソードなどは新郎新婦の人柄が伝わるように司会者から紹介して貰った方が良いでしょう。
もちろん、お二人の馴れ初め、プロポーズの言葉、結婚を意識したときなどの大切なエピソードも、忘れずに伝えておきましょう。




(司会者S)

結婚披露宴と司会者①

今日は5月30日、数字の語呂合わせで「ごみゼロの日」だそうです。
コロナ禍でお家時間が増え、昨年はかなりのご家庭で断捨離が行われて大量の家庭ごみが排出されたというニュースもご記憶に新しいのではないでしょうか。
消費者の購買意欲は経済の活性化に不可欠ではありますが、大切な環境を守るためにも「リデュース」「リユース」「リサイクル」についてじっくり考えてみるのも良いのではないでしょうか。

さて、今回からは「結婚披露宴と司会者」というタイトルでお届していきたいと思います。

一生に一度の大切な披露宴を盛り上げるため、プロの司会者を派遣する際は、入念な打ち合わせが必須です。
よく「打合せ9割」と言われますが、しっかりと準備をしておけば、披露宴当日は本当に素晴らしい時間を過ごす事が出来ます。

披露宴会場にもよりますが、写真や実際に話している動画などを参考にしてご自身が司会者を選ぶ場合と、会場側に一任する場合があります。
もしご自身で選ぶことが出来る場合は「打合せを重要視している」点が強調された司会者がオススメです。
大抵の会場では新郎新婦と司会者の打合せは1回しか設けられていませんし、且つ初対面という関係の中でどれだけ披露宴のイメージを共有出来るかが大切になってきます。

そのために事前に新郎新婦が準備しておくべきことがいくつかありますので次回以降でご紹介していきますね。


(司会者S)