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2025 年 1 月 9 日公開
練馬区人権週間行事
昨年12月初旬、練馬文化センターにて開催された
恒例の練馬区令和6年度人権週間行事「講演と映画の集い」の
司会を担当させて頂きました。
会場には、500名ほどの区民の方がお越しになっていました。
お身体の不自由な方にも楽しんでいただけるよう、車椅子席はもちろん、
手話通訳や音声ガイド・要約筆記によるスクリーンへの字幕表記もあり、
隅々まで行き届いたバリアフリー対応が印象的でした。
最初に人権週間と本イベントについてのご案内の後、
全国中学生人権作文コンテスト東京都大会で選ばれた2名の生徒さんによる
発表がありました。
続いて、老々介護の両親を撮影し続けたひとり娘、信友直子(のぶともなおこ)監督の
「ぼけますからよろしくお願いします ~おかえり お母さん~」
という映画が上映されました。
この映画は20万人以上の動員を記録し、
文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞した作品の続編で、
少しずつ認知症になっていくお母様自身の困惑や
意思に反して弱っていく身体、
それぞれを大切に想い励まし合う家族愛が描かれ、
人を想いやる純粋な気持ちが美しくて尊くて、
胸がギュッと締めつけられました。
上映後には信友監督による講演もありました。
映画の中には描ききれなかった家族のやりとりや
見守り続けた娘視点の想いや後日談を伺い、
会場全体が感動に包まれました。
私の実家にも高齢の両親が二人で暮らしており気づきや学びの多い、
とても有意義な時間を過ごす事ができました。
時々感想を挟みながら司会をさせて頂きました。
最後の最後まであたたかいイベントだったなと、
関わってくださった皆様へ感謝が溢れる一日でした。
(手塚優子)
#スタッフブログ
2024 年 12 月 1 日公開
クリスマスツリー点灯式
本日、シャポー小岩様のツリー点灯式にて
司会をさせていただきました。
点灯式にはシャポーのマスコットキャラクター
「シャポーちゃん&ポポちゃん」も駆けつけてくれました!
16時30分にツリーを点灯
そのあとはシャポーちゃんとポポちゃんとの撮影会!
たくさんのお客様が集まってくださいました。
そして可愛らしいお子様とも笑顔でパシャリ。
お寒い中ではございましたが、
たくさんの笑顔とキラキラ光るツリーのイルミネーションで
心温まる素敵な点灯式でございました。
わたくし事ではございますが
以前江戸川区に住んでいたこともあり
シャポーはお買い物でよく利用させていただいておりましたので
今回、素敵なツリー点灯式の司会をさせていただきまして
大変嬉しく思います。
ありがとうございました!
(濱田まゆみ)
#スタッフブログ
2024 年 5 月 17 日公開
「KY」ってなに?
皆さんは「KY」と聞いて何を連想しますか?
「空気が読めない」の略語、という方も多いかもしれませんね。
実際に2007年のユーキャン流行語大賞にノミネートされた言葉であり、
後にいろいろな行動の略語の事を「KY式日本語」と呼ばれるようになったそうです。
でも本来の「KY」は「危険予知」のことで、
『職場・現場で発生する可能性のある全ての災害を未然に防ぐために事前に行う活動』
を指します。
先日司会を担当させて頂いたある企業様の安全大会では現場での事故・災害を防止するためにいかに「KY活動」が大切かというおよそ1時間の講和がありました。
事故や災害と聞くと建設現場などを想像しますが、病院や一般企業、そして私たち司会者にもいわゆる「ヒヤリハット」の経験はあるはずです。
怪我をしたり、建物が崩れたりするわけではありませんが、一つのミスが大きな損失に繋がる場合もありますので、事前の念入りな準備を怠らない事の大切さを改めて感じた出来事でした。
(司会者S)
#スタッフブログ
2024 年 2 月 5 日公開
ナレーション初仕事
先日、前から携わっているお仕事の関係で、
初めて防災関連のYou Tube動画のナレーションをさせていただきました。
聴き手の顔が見えないなかで話すのは難しいことでしたが、
ご視聴される方や場面を想像しながら録音しました。
聞き取りやすく、気持ちが伝わってきましたという声をいただき、
安心しました。
司会の方は時間的になかなかできない状況ですが、
ルゥMCスクールで、発声や発音、様々な台本で表現力を学んだことが、
ナレーションのお仕事につながり嬉しく思います。
これからも伝えることを大切にしてお仕事をしてまいります。
#MCスクール
#スタッフブログ
2023 年 12 月 28 日公開
ザ テンダーハウス
テンダーハウス白金台にて挙式・ご披露宴の中国語通訳のお仕事をしてまいりました。
ナチュラルであたたかみのある素敵な会場です。
挙式会場は光の入る開放感がとても印象的でした。
天井が高く、自然光が差し込むチャペルで、温かみが伝わって来ます。
披露宴会場は開放感のあるオープンキッチンで、会場全体の一体感があり
とてもお洒落でした。
THE TENDER HOUSEのホームページはこちらからどうぞ
(日中バイリンガル 張青彦)
#スタッフブログ
2023 年 8 月 3 日公開
レッスンを経て新人司会者の想い
コロナも収まりかけたころ、私は一念発起してオフィスルゥの司会者教室に通いました。
司会のことは何もわかってなかった私に丁寧に一つひとつ教えてくださいました。
披露宴司会の基本的な進行とお打ち合せの進み方、技術的なことはもちろん
大切なのは「司会者としての心構えです」と。
特に「新郎新婦のプロフィールは、これまでのお二人の人生そのもの、
つまり宝物なのです。
経験が少なくても司会者がその思いをもってご紹介すれば伝わります」
と教えてくださいました。
仕上げに実際のご披露宴を見学させて頂きました。
プロフィールのところ、司会者が読み上げる原稿を
新郎新婦が笑顔で頷きながらとても嬉しそうに、耳を傾けていらっっしゃいました。
そしていよいよ、何度もシミュレーションを重ねて
自身の披露宴本番デビュー!
時には予想外の出来ことに対処する場面もありながら、夢中で司会をします。
改善点はたくさんありますが、
新郎新婦とご親族様のあたたかい会話に和ませて頂き、
素敵な時間を一緒に過ごさせて頂けることが何よりも嬉しいです。
ご指導頂きました先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
さらに経験を重ね、司会者として成長していきたいと思っております。
#MCスクール
#スタッフブログ
2023 年 4 月 13 日公開
入学式
桜吹雪の中、先日は大学入学式の司会を務めて参りました。
三年ぶりに外部会場の大きなホールで挙行することになり
たくさんの新入生や関係者の方々が出席されていました。
本当に「やっと」…ですね。
ご家族の方々も揃ってご出席OKとのことで
ご一緒に記念撮影など、とても嬉しそうなお姿でした。
お子様方の立派な姿を拝見するにつけて
頭が下がる思いです。
これからの学生生活が素晴らしいものになりますよう
お祈りしています。
(AK)
#スタッフブログ
2023 年 4 月 5 日公開
茨城県PRイベント
3月末に茨城県のイベント「新たな食の彩り 霞ヶ浦キャビアお披露目会」の司会を担当させて頂きました。
茨城県は水産・畜産資源を始め野菜や果物など食材も豊富な県ですが、やはり今後は養殖産業にも目を向けて行きたいという考えがあり、4年程前から「霞ヶ浦キャビア」を世に出すために試行錯誤を繰り返しました。
キャビアはチョウザメという淡水魚の卵を塩漬け加工した食品で、「黒い宝石」と言われる世界三大珍味のひとつです。
中には数十万円もするような高価な種類もあるそうです。
霞ヶ浦キャビアは海外のキャビアよりも塩分を抑え、冷凍保存しないことで独特の旨みがしっかり味わえるなど様々なこだわりがあります。
当日は茨城県知事を始め多くの参加者が集い、キャビアの監修に携わったシェフが考案した、霞ヶ浦キャビアや茨城県産の食材を使用したフルコースのお料理に舌鼓を打ちました。
店舗で販売されるまでにはまだ時間がかかるそうですが、新たな茨城県の名物として「霞ヶ浦キャビア」を見かける日が訪れる事を楽しみに待ちたいと思います。
(司会者S)
#スタッフブログ
2023 年 4 月 2 日公開
【番外編】星と温泉
こんにちは、オフィスルゥです。
当社は披露宴、コンサート、セミナー、ウェビナー、式典、パーティー、二次会などフォーマルからカジュアルまで多種多様な催しの司会者の派遣・代行をしております。
バイリンガル司会も在籍しており、国際的な式典でもご対応することが可能です。
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#スタッフブログ
2023 年 3 月 25 日公開
三寒四温
四字熟語つながりで…
本来は冬の季語ですが、最近では
「寒い日と暖かい日をくりかえしだんだん春が近づくこと」
を表すようになってきたそうです。
もはやすっかり体の一部となったマスクも、
「個人の判断で」とのお触れが出て
こちらもだんだんと変化の兆しが。
結婚ご披露宴や御祝いのお席、卒業式・入学式なども
多くの方々にご出席いただけるようになってきて
ほんとうに喜ばしいかぎりです。
ルゥのメンバーMC達も益々活動範囲が広がっています!
(AK)
#スタッフブログ
2023 年 3 月 15 日公開
学位記授与式
日本の3月は卒業式のシーズン。
先日は「学位記授与式」の司会を務めて参りました。
大学や大学院の卒業・修了時は
「学士」「修士」「博士」などの学位を取得されます。
それを証明する書類が「学位記」で
賞状のような形式で授与されます。
今年の卒業生の方々は、
貴重な学生生活の多くをコロナ禍中で過ごされて
大変な思いも沢山あったかと思います。
その日々を乗り越えて迎えられた学位記授与式。
皆さんとても晴れ晴れとした表情をなさっていました。
ご卒業誠におめでとうございます。
これからのご活躍をお祈りしています。
(AK)
#スタッフブログ
2023 年 2 月 4 日公開
一陽来復
2023年もあっという間に2月、1月後半からの寒波の影響を受けて全国的にも気温が低い日が続いています。
特に降雪のある地域にお住いの方は雪かきや雪下ろしなどご苦労も多い事と思いますし、最近はスキー場でバックカントリーの事故の報道もよく聞きますね。
札幌では雪まつりが開幕し、賑わいを見せているようです。
インフルエンザの流行も心配なところですが、免疫力をつけて元気に過ごしたいものです。
さて、本日2月4日は「立春」。
暦の上では「春」がやってきました。
とはいえまだ寒さは続きますが・・・
昨日は節分でしたね。
お近くの神社では節分会で豆まきが行われたところも多かったのではないでしょうか。
そんな2月3日から4日にかわる12時ちょうどに、私は「一陽来復」の御守りを今年の恵方に向けておまつりしました。
「一陽来復」とは
【冬が終わり春が来る事。新年が来る事。悪いことが続いた後で幸運に向かう事】
という意味があります。
新型コロナの蔓延から3年、「今年こそ日本が幸運に向かいますように」と願いを込めておまつりしましたが、さて今年はどうでしょう。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 11 月 6 日公開
お花は無いけれど
秋も深まって朝晩とだいぶ肌寒く感じる日も増えて来ましたね。
日中との気温差で服装選びも困りますが、体調管理には十分気を付けて過ごしたいものです。
さて、先日担当したご披露宴はゲストのテーブルが一風変わった設えでした。
新婦はポケモンが大好きな方で、ゲストテーブルの中央にはお花ではなく、全て違うポケモンが置かれていました。
更に新郎新婦が座るメインテーブルの上には和装姿のピカチュウが座っているのです。
ゲストテーブルのポケモンには知らない方のためにポケモンの名前と特徴が説明されていて、お座りになったゲストの皆さんも楽しそうに写真を撮っていました。
他のテーブルのポケモンも気になったらしく、珍しそうに見て回る方もいました。
また、新郎新婦はお酒が好きで、会場内には「新郎新婦の推し酒コーナー」が設えられて、お持込のお酒が6本置かれていました。
祝宴が開始された後に、新郎新婦からそれぞれのお酒の紹介とそのお酒にまつわるエピソードが披露され、その後お食事と共に多くの方がコーナーを訪れて美味しそうに飲んでいらっしゃいました。
披露宴の進行には特別な演出はありませんでしたが、お二人がゲストを思いながら準備した楽しい工夫が凝らされた会場でのひと時はゲストの皆様にとっても素敵な時間になったのではないでしょうか。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 11 月 4 日公開
日本赤十字社医療センター周産期部門100周年記念式典
10月某日、日本赤十字社医療センター周産期部門100周年記念式典の司会を担当してまいりました。
大正11年に設立された周産期部門ですが、当時は自宅でお産をすることが当たり前だった時代で、なかなか直ぐには利用者が増えなかったんだそうです。
しかし病院はそこから徐々に施設や設備などを整えていき、母親の気持ちに寄り添ったお産を目指したことによって、
現在では毎年2500件を超える出産を担当しているとのこと。
また2000年8月に世界保健機関(WHO)・ユニセフから「赤ちゃんにやさしい病院」の認定を受けていらっしゃいます。
そういった周産期部門の数々の歴史のお話から始まり、
災害やコロナ禍などの中でも母子の為に尽くす医師や看護師の方のお話、
そして歴史の一場面を切り取ったスライドショーに映る子供たちの表情など、沢山のあたたかい雰囲気に包まれた時間でした。
中でも式典の中で流された「母の会の歌」はとても素敵でした。
「母の会」はこの病院で出産した親子を招待して行われていた創立記念の行事で、昭和45年ごろまで続いていたんだそうです。
そこで歌われていたテーマソングをこの式典のために資料を集めて復刻し、現在の病棟スタッフの方々が歌った音声が当日披露されました。
そのやさしいその歌詞と歌声がとても印象的でした。
母子が安心安全に分娩できるように、というお言葉をスピーチに立たれた多くの方が述べられていました。
そういった方々の支えがあって多くのお母さんが安心して出産できているのですね。
長い歴史と、これから先の未来への病院の歩みを感じられる素敵な式典でした。
仕事とはいえ、そんな式典に立ち会えたことを、司会者として嬉しく思います。
(司会者 西岡詩織)
#スタッフブログ
2022 年 10 月 28 日公開
子育て感謝状
ご披露宴の結びに、親御様へ感謝を込めて贈る記念品、最近は「子育て感謝状」を贈呈される方を多く見かけます。
一言で「子育て感謝状」と言っても十人十色。
ウェディンググッズを扱うお店や会場の提携ショップでも多くの種類があり、手作りをされる方もいらっしゃいます。
既製品でもハンドメイドでも、込められた想いは変わらず、世界に1つの大切な宝物になるのではないでしょうか?
人気があるのは、お写真を添えるデザインです。
幼い頃の天真爛漫な笑顔や天使のような寝顔、
凛々しく麗しい前撮りのお写真、
楽しい思い出が蘇るお気に入りの家族写真…と、
皆さん思い思いのお写真をセレクトされています。
中には、ご披露宴当日のベストショットを入れられるように、あえてスペースをあけてお渡しする…という方もいらっしゃいます。
そして、デザインも多種多様!
感謝のメッセージはもちろん、
親御様のお好きなお花やキャラクターを添えたり、
ご誕生からご入籍まで親御様と共に過ごされた日数や、
お生まれになった時の身長と体重を記したり…
先日は、お誕生日の日の夜空をデザインされたロマンティックな感謝状をご用意された方もいらっしゃいました。
お2人らしく大切な想いを伝える子育て感謝状、本当に素敵なデザインばかりで、私も当日に拝見するのを楽しみにしております。
(司会者M.S)
#スタッフブログ
2022 年 10 月 9 日公開
延期に延期の末の結婚式
香しい金木犀、美味しい果物、高い空。
10月を迎え、すっかり秋の景色に包まれ朝晩もひんやりとしてきましたね。
行楽シーズンという事もあって、観光地には多くの人が訪れる事でしょう。
そして日本でも海外からの観光客の上限を撤廃する事になりましたのでこれから更に多くの外国人が日本を訪れる事になり、かつての賑やかさが戻ってきそうですね。
さて、結婚披露宴も徐々に通常のスタイルに戻りつつありますが、先日担当したご両家様は2年半前からの延期のお客様でした。
コロナ禍で何と4回も日程を変更してようやく開催にこぎつけたという、まさに待ちに待った1日でした。
当日は申し分のない晴天、雲一つない青空でした。
ご親族だけの披露宴でしたが、延期している間に間もなく2歳になるお子さんも増えていて時間の経過をしみじみと感じました。
以前にも遠距離のお二人をご紹介した事がありますが、このお二人も青年海外協力隊がご縁で知り合いました。派遣先がナミビアとベトナムで距離としては1万キロ以上という超遠距離の時期も乗り越えて強い絆で結ばれたお二人です。
会えない時期はお互いに絵葉書を送りあったそうですが、郵便事情もあって届かなかった絵葉書もかなりあったとか。
披露宴は特別な演出もなかったのですが、終始和やかで、新郎がぐずるお子さんを膝の上に抱っこしたかと思えばおむつ替えについて行ったりと披露宴というよりも親族の懇親会のような温かな空間でした。
そして来年3月には2人目のお子さんも誕生予定だそうで、ご家族の未来が明るく輝いて見えた、そんな瞬間でした。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 9 月 26 日公開
【番外編】ボイジャー
先日、久しぶりに中野のプラネタリウムに、行ってきました。
中野ZEROプラネタリウム館は1972年に開設された古参のプラネタリウム館です。
ドームの大きさは直径15mで座席数は180座席、座り心地は決して快適とは言えません。
館内に入るとまず中心より少し後方中心にある投影機が目に入ります。最近の投影機は丸くもっと小さいのが多いですが、こちらは大砲の様に大きな投影機です。都内の公共施設で一番古い投影機だそうで、古くても機械はつやがあり存在感があります。星空のなかゆっくり動く姿には何故かロマンを感じます。1986年に2機目になり、以来ずっと現役で頑張っているそうです。(ちなみに一般的にプラネタリウムとは投影機のことを言うそうです。)
この中野館は解説も全て解説員の方が生でその日の星の位置の説明から始まり、ギリシア神話にちなんだ星座を丁寧に解説してくださいます。さらに毎月色々なトピックスがあり手作り感があります。9月のテーマは「探査機ボイジャーの打ち上げから~太陽系の先を目指して~」でした。
さて、皆さん宇宙探査機ボイジャーの活躍はご存じでしょうか?
ここからはボイジャーの話になります。
1969年7月にNASAはアポロ11号を打ち上げました。
それから8年後の1977年8月にボイジャー2号を打ち上げ、続いて半年後にボイジャー1号を打ち上げました。ボイジャーの目的は地球外惑星の木星・土星・天王星・海王星へ訪れることでした。
太陽系の惑星は太陽を中心に水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星が廻っていることは昔、学校で習いましたね。
1980年代にこの地球から外の惑星が同じ方向に並ぶため探査機が訪れるのに絶好のチャンスだったのです。いくらタイミングがいいとは言え、まるで水に投げた石が跳ねるように順番に訪れることは技術的には当時大変なことでした。ここで新しい技術の挑戦、訪れた惑星の重力を利用して進路を変更しその惑星のエネルギーをもらって次の惑星に向かうというスイングバイ航法で行くことになったのです。
地球から旅をして来たボイジャーは最初の惑星、木星や衛星を間近にとらえました。イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストそしてイオから噴き出している火山をも発見しました。さらに土星へ、おなじみの土星の輪も鮮明にみせてくれました。衛星エンケラドスは氷の割れ目から塩水が噴き出しその噴水が土星の輪の1本となっていました。その後ボイジャー1号、2号は別々の方向に進路へ取ります。1号機は土星の衛星のタイタンの軌道に乗り、2号機は天王星、海王星の軌道にのりました。天王星や海王星に到達したボイジャー2号はこれらの氷惑星にも環と衛星があることも発見しました。
こうしてボイジャーは惑星の様々な特徴を教えてくれたのです。
地球に素晴らしい未知の写真を届けてくれたボイジャー2機は別々の方向の太陽系外に今も旅を続けているのです。
そしてもう一つのトピックスがあります。
ボイジャーには金色のレコードが搭載されています。
そのレコードには地球の色々な言語や動物の声、音楽、波の音等が入っています。
いつかに誰かに聞いてもらえることを願いつつ!
参照:「宇宙に命はあるのか」小野雅裕著
(N)
#スタッフブログ
2022 年 9 月 19 日公開
お孫さんの結婚式
この夏は久し振りに再会した音楽やスポーツのイベント、花火大会等々みなさんも楽しまれた事と思います。
季節は進み、秋の到来ですね。
シルバーウイークと言われるこの連休を利用して旅行などを予定されていた方も多かったと思いますが、折悪く台風14号が猛威をふるって九州から四国・中国地方などに甚大な被害が出ているようで、1日も早い回復を祈るばかりです。
さて、今日は敬老の日。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされ、以前は9月15日でしたが、2003年から9月の第三月曜日に変更されています。
コロナの影響で遠方に住んでいる祖父母にはなかなか会えないという方も多かったことでしょう。
そういう意味では以前は結婚式や披露宴に新郎新婦の祖父母が出席している場面は自然でしたが、ここ数年は出席を見送る事が多くなっていました。
今年は少しずつ出席出来るようになってきて、この三連休に開催された披露宴にも新郎新婦の祖父母が参列していました。
80代、90代とまさに戦後の日本を創り上げて来た大先輩が、お孫さんの晴れ姿に目を細め、涙している姿を見るととても感動します。
昨日担当した披露宴では、87歳の新婦の祖母がお色直しの中座の際に新婦としっかり手を繋いで歩いていましたが、とても嬉しそうでそしてとても誇らしげに見えました。
披露宴の後半では新婦からサプライズで敬老の日の花束が贈られるなど素敵なシーンもあってお孫さんである新婦にとっても忘れられない1日となった事でしょう。
ちなみに、私が担当した披露宴で出席最高齢は104歳の新郎の祖父でした。
車いすも使わず、話す言葉もはっきりしていて周りの皆さんも尊敬の眼差しで見守っていた事を懐かしく思い出しました。
全国のお祖父さん、お祖母さん、元気で長生きしてくださいね。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 7 月 19 日公開
うれしいご縁
7月も半ばを過ぎました。
早々に梅雨が明けて猛暑日が続くかと思いきや最近は雨も多く、各地で被害の報告も相次いでおり心が痛みます。
これも気候変動の影響なのかもしれませんが日々気を付けて過ごして行きたいものですね。
ところで、先日お打ち合わせをした新郎新婦はお若くて爽やかなお二人でした。
初対面のご挨拶をする中で、どんなお仕事に携わっているのか、お二人が出会ったきっかけはどんな事だったのかなどをお聞きしていくのですが、たまたま新郎様の出身地が私の通っていた高校と近かったのでそんなお話をしたところ、何と同じ高校出身という事がわかりました。
その後お二人が同じ大学で同じ部活動で知り合ったというお話になったところで、何と私と同じ大学出身という事がわかり、更に同じ部活動だったという事も判明してその場で思わず歓声を上げてしまいました。
本来であればご披露宴の進行内容のお話を進めるべきところ、ついつい昔話に花が咲いてしまい時間を忘れてしまいました。
ご披露宴の司会者を決める際に、会場側からパンフレットを提示されたり、動画サイトを案内されたりすると思いますが、何十名という司会者の中から自分達に相応しい司会者を見つける事はかなり難しいと思います。
そんな時に参考にするのが、例えば同じ県の出身、同じ大学の出身、星座や血液型といった情報です。
これまでにも同郷なので、とかパンフレットに書いてあった●●が一緒だったので、といった理由でご指名を頂いた事もありましたが、今回のようにお会いしてみて初めて共通項が見つかったという事もありますので、これこそが「ご縁」というものなんだなあ、とつくづく思った瞬間でした。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 6 月 19 日公開
【番外編】花菖蒲
今回は番外編をお届けします。
昨日、担当するご披露宴会場に向かう途中に今が見頃の花菖蒲を見に行ってきました。
出掛けた場所は「明治神宮御苑」。
あの明治神宮の中にある広さ約83,000㎡の名苑です。
もともとは身体がお弱かった昭憲皇太后の運動のためにと明治天皇がお作りになったのですが、元来の地形を活かしたゆるやかな坂道などが続きます。
また、お身体を休めて頂けるような休憩所として『隔雲亭』という素晴らしい家屋も再現されています。
そしてこの中にはパワースポットとしても有名な「清正井」(きよまさのいど)もあり、昨日は行列が出来ていました。
春夏秋冬様々な表情を見せてくれるこの場所では、6月になると16枚の菖蒲田に見事な花菖蒲が咲き競い、私たちの目を楽しませてくれます。
案内板によりますと、『明治30年頃、明治天皇の御思召により優秀な品種を集め、植えられたもので、当時は80余種でしたが、現在では150種・大株1500種を数え』るそうです。
また、『花菖蒲には江戸(東京)種、伊勢種、肥後(熊本)種の三系統がありますが、ここの花菖蒲は江戸種』だそうです。
以前は6月上旬から7月上旬までが花期とされていましたが、最近では少し早く、5月末から咲き始めるようになりました。
今月中でしたらまだ間に合いますので是非お出かけになってみてはいかがでしょうか。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 6 月 6 日公開
子育て感謝状
6月に入り、紫陽花の花が美しい季節となりました。
何となく蒸し暑い日が続いているのは梅雨入りも近いからでしょうか。
東京都の新型コロナウイルス感染者数は激減しているわけではありませんが、このところスポーツイベントも復活してきて休日となると競技場や野球場、体育館など多くの人が訪れるようになりましたね。
昨日担当した披露宴会場では、今まで4名以上の席に設置していたアクリルパネルが無い状態での開催でした。
長い間あるのが当たり前だったものが無い事に少し戸惑いましたが、ゲストの皆さんもきちんとマスクの着用を心がけて下さり、会話も弾んで、テーブルでの写真撮影等もスムーズに行われていました。
それでもご両家の親御様は万が一を考慮し、お酌を控えてマスクを着けたままご挨拶に廻られていましたが、ご友人やご親戚の方々はとても楽しそうに過ごしていらっしゃいました。
ところで、先日担当した披露宴で親御様への記念品が「子育て感謝状」でした。
親御様にとって、自分達の元に生まれ、大切に育ててきたお子さんがやがて成長して新しい家庭を持つまでの時間は、振り返れば一瞬かもしれませんがいろいろな思い出と共にずっと心に刻まれるかけがえのない時間です。
新郎新婦が、親後様の目の前で、感謝状を読み上げてお渡しするのですが、親後様も心なしかとても誇らしげな表情に見えました。
言葉と共に感謝状という形で表す親御様への感謝も素敵な贈り物ですね。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 5 月 22 日公開
最近のご披露宴
風薫る5月。
だんだん薄着の季節になって来ましたが相変わらずマスクをして生活する毎日が続いています。
これから気温も高くなってきますので熱中症が心配ですよね。
屋外では適度な距離を保てばマスクは不要という意見もありますので、自分なりの対策をした上で快適に過ごしたいものです。
さて、延期していた披露宴もこのところは順調に開催されています。
引き続き感染対策をとりながら、という状況ではありますが、コロナ前のように余興があったり、親後様がゲストにお酌をしたりと少しずつ以前のような光景もみられるようになってきました。
前回は花嫁衣裳の中でも格式の高い「白無垢」についてご紹介しました。
そもそも「打掛」という衣装は文字通り「うちかける」もので、帯を締めないためそのままにしていると前がはだけてしまいます。
ですから花嫁さんが歩く時は打掛を自分の手で押さえなければなりませんが、実際に打掛はかなりの重量があり、殆どの花嫁さんは筋肉痛になるくらい苦労して過ごしています。
白無垢よりも豪華に刺繡を施しているような色打掛は更に重さも厚みもあって、まるでお布団のようです。
それでも一生に一度の大切な日、幸せの重みをひしひしと感じなが祝福を受ける結婚式は特別な一日なのですね。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 5 月 4 日公開
花嫁衣裳
ゴールデンウイーク真っ最中ですが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。
コロナ禍となって3回目のゴールデンウイークですが、宣言も解除されている事もあって人の動きも活発になりそうです。
ただ、やはり全国的にも感染者数が大幅に減少しているわけではありませんので常に自分なりの対策を行う事、そして行先についてもきちんとした対策がとられている事を確認するという行動が大切になりますね。
さて、結婚式は神前式、教会式、人前式などがありますが、婚礼衣装も様々です。
神前式でウェディングドレスを着る方もいればチャペル式で白無垢を着る方もいます。
一時期「和婚」がブームになった事もありますが、伝統的な花嫁衣裳といえば「白無垢」「色打掛」「引き振袖」ですね。
日本の結婚式は紋付袴姿の新郎と白無垢姿の新婦をイメージされる方も多いと思います。
婚礼衣装としての白無垢は室町時代から始まったと言われています。
当時武家の娘さんが嫁ぐ際に最も格式の高い衣装として仕立てられました。
「白無垢」は文字通り白い打掛で意味合いとしては「これから嫁ぐ家の家風に染まる」という事です。
そして花嫁の髪型は「文金高島田」という伝統の日本髪です。
髷の根元を高く結い上げる独特の髪型で花嫁にのみ許された結い方です。
神前式では綿帽子や角隠しで神様の前で夫婦の誓いを行い、その後綿帽子や角隠しをとってゲストの皆さんと楽しく披露宴に臨みます。
令和の時代となった現在でも奥ゆかしい花嫁姿は美しい伝統の結婚式として多くの皆さんの心にとどまることでしょう。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 4 月 16 日公開
鏡開き
4月も半ばを迎えました。
まるで夏のような汗ばむ日が続いたかと思えば、一変冷たい雨の日があったりと季節の変わり目というのは体調も崩しやすくなります。
国内の新型コロナウイルスの感染状況は2年を過ぎてもまだ収束とは言えず、若い年代の感染が増えている現状でもあります。
ゴールデンウイークも控えており、今後どのような状態になっていくかが心配ですが、引き続き感染対策をしっかり行って過ごして行きたいものですね。
さて、ご披露宴での演出の一つとして、「鏡開き」があります。
日本酒の菰樽を新郎新婦が木槌で開く、というものですので、殆ど和装の時の演出となりますね。
「鏡開き」とは元来、新年の仕事・行事初めの儀式の一つです。
「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味します。
昔、武家では正月に鏡餅を供え、11日にこれらを割って食べるという習慣があり、これを「鏡開き」と呼んでいました。
「鏡割り」ではなく「鏡開き」なのは、「割る」という言葉が切腹などをイメージするため忌み言葉とされていたからです。
酒樽の蓋を開く神事も「鏡開き」と呼びます。
酒屋では、酒樽の上蓋のことを鏡と呼んでいたからだそうです。
実際に結婚披露宴で行われる鏡開きの樽の蓋は固く閉じられていますので、木槌の重みを利用する事で綺麗に開くようになっているのですが、事前のリハーサルが出来ない事もあり、どうしても力加減が上手くいかず開かない、なんていう事もままあります。
ただ、1回で開かないからと言って何度も木槌を下ろすのは縁起の良い事ではありません。
目出度く1回で鏡を開き、新郎新婦の運も、未来も明るく開くという事につながっていきます。
和装での演出としては人気ですが、洋装でも鏡開きをしたいという新郎新婦のために、洋風の鏡開きという演出もあります。
その場合、日本酒ではなく、樽の蓋を開くと中から色とりどりの紙吹雪がキラキラと飛び出してなかなか盛り上がる演出ですよ。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 4 月 5 日公開
天使の笑顔
東北地方はこれから桜が見ごろを迎えますが、東京のソメイヨシノは盛りを過ぎてハラハラと桜吹雪となりましたね。
「花冷え」という言葉通り、ここ数日は気温も下がり肌寒い日が続いています。
今年も卒業式や入学式、入社式はところによって人数を制限したり、オンラインだったりとまだまだコロナ禍の様相が見受けられます。
どんな状況でも大切な節目であることに変わりはありません。
新入学生、新社会人の皆さんには希望を持って日々を過ごして頂きたいと願います。
さて、先日担当した披露宴では新郎新婦の間に可愛いお子さんがいらっしゃいました。
延期、延期のコロナ禍に誕生したそれはそれは可愛い女の子です。
披露宴の打合せの際には必ずベビーカーで参加するのですが、ぐずる事もなくとても良い子にしていました。
そして迎えたご披露宴当日。
素敵なドレスでおめかしをしたお子さんは新郎の大きな腕に抱かれて入場し、新郎新婦に負けないくらいのとびっきりの笑顔でゲストの視線を独り占めしていました。
およそ2年に及ぶこのコロナ禍では、ご披露宴開催を断念した方、延期された方、タイミングを見計らって何とか開催にこぎ着けた方と様々です。
また、その間にはご懐妊となって大きなお腹で式に臨む新婦、無事に出産を終えてお子さん共々式に臨む新郎新婦、お二人だけではなく、ご家族やご親族にも新たなメンバーが加わってとまさに時の流れというものをつくづく実感しました。
まだ小さなお子さんの記憶には残らないかもしれませんが、アクリルパネルが設置されたゲストテーブル、マスクをして席に座るゲストなど何年か時が経ってアルバムを見ながら、ご両親から懐かしくお話を聞かされる日が待ち遠しいですね。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 3 月 28 日公開
【番外編】春の数えかた
東京近郊のサクラの花が満開になり、思いきり春を感じる季節になりました。
ふと考えると、どうしてサクラは一斉に咲くのでしょうか?
そんな疑問に動物行動学者の日高敏隆(1930~2009)さんのエッセイ本、
「春の数えかた」が答えてくれます。
「季節がめぐってくると、その時々の花が咲き、チョウが舞い、鳥が歌う。
当たり前のことにも思うけれど、人はそこに大自然の力、自然のふしぎを感じないではいられない。
特に寒い冬が次第に遠のいていってついに春が来たときはなおさらである。
なぜ自然はこんなにうまくめぐっているのだろうか?
生物学者にとっては当然興味をそそられる問題だ。
今年は寒かったからサクラの開花はおくれたが、暖かい年には普段より早く花が咲く。
だから寒い、暖かいが開花の時期を決めているのは確かである。
けれどサクラは、冬の間からつぼみが膨らんでくる。
その時期にはまだ寒いから、つぼみのふくらみは暖かさによるものではない。
そもそも暖かくなってからつぼみをふくらませ始めたのでは間に合わない。
じつはサクラが花の芽を作るのは、前年の夏である。このときにもう、来年の花がつくられはじめているのである。
サクラの花は暑い夏に作られて、寒いときにふくらみ、暖かくなって開くのだ。その丹念な用意周到さ!
いずれにしろ、植物はちゃんと季節を知っている。
そして1年の決まった時期に花を咲かすよう、厳密なタイムスケジュールが組み込まれている。」
と書かれています。
「春の数えかた」とても素敵な題名での本です。
内容も植物や小さな生き物の興味深い話を動物行動学者の日高さんが
やさしく語ってくれる本です。好きな本の一冊です。
(N)
#スタッフブログ
2022 年 3 月 17 日公開
愛の消火活動
東日本大震災から11年を迎えた11日から間もない昨日、福島・宮城で震度6強の地震が発生しました。
東京でも揺れを感じましたが、現地では停電や断水など混乱も大きかったようです。
ケガをされた方や建物の損壊等で影響を受けた方々が1日も早く回復される事をお祈りします。
そしてあらためて、日頃からの備えが大切である事も再認識できたのではないでしょうか。
さて、前回に引き続き、職業柄ならではの余興についてご紹介します。
それは消防士による余興「愛の消火活動」(タイトルは様々ですが、概ねこのような感じです)です。
披露宴会場で火災が発生し、要救助者が1名いるという事で消防隊が救助に向かうという設定です。
扉が開いて、防火服に身を包んだ隊員がホースを持って入場します。
要救助者(若い女性らしい)を探して会場内を練り歩き、大体は新郎や新婦の母親のテーブルに行ったり、新婦の友人のテーブルを廻ったりしながら最終的にメインテーブルの新郎新婦の元に辿り着きます。
隊員は新婦が大至急人工呼吸が必要な危険な状態だと判断し、新郎がその役目を負います。
大体一度では回復せず、何度かトライしてめでたく新婦が意識を取り戻し、「火事の炎は消せても二人の愛の炎は一生消えません」というオチがつきます。
ゲストにはもちろん大変喜ばれる楽しい余興ですが、会場の外で防火服を着た消防士が数名いるとたまたま通りかかったお客様が本当の火事と勘違いするという事もあるようですよ。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 3 月 9 日公開
寿アナウンス
日に日に春めいて来ました。
気温も高くなり、花粉症の方にとっては辛い季節となりますが、桜の蕾もこの暖かさで膨らんで早い所では3月20に過ぎ頃には開花が予想されているそうです。
それでも毎年のように、本格的な春を迎えるまでは「三寒四温」を繰り返し、寒暖差の多い日が続きますのでまだまだ体調管理に用心して過ごしたいものです。
さて、先日担当したご披露宴の新婦は航空会社のCA(キャビンアテンダント)、いわゆる客室乗務員をなさっていましたので、ご同僚の皆様が余興を披露してくださいました。
そうです、皆さんも一度は聞いた事があるあの「機内アナウンス」を基にした「寿アナウンス」と言われるものです。
この余興は何十年と受け継がれているいわば「伝統芸」とも言えるもので、新郎が「機長」、そして新婦が「チーフキャビンアテンダント」、飛行機は新郎の勤務先と新婦が勤務する航空会社の共同運航による特別チャーター便という設定です。
航空会社によって、内容は少しずつ違いますが、チーフキャビンアテンダントは結婚式より機長専属となり、結婚生活で訪れる様々な出来事を機内アナウンスに見立てて披露していきます。
数十年前はお給料も振込ではなく手渡しの会社もありましたので、「機内にお持ち込み頂けるものは厚みのあるお給料袋」なんていう表現もありましたが、先日のアナウンスでは「ケンカをした際にご機嫌を直してもらうためのお好みのバッグや宝石など重さや大きさに制限はございません」という表現に変わっていて、時代の流れを感じました。
大体10分ぐらいの内容ですが、制服を着た5~6名のCAさんが美しく並んでアナウンスする姿は、ゲストの皆さんがまるで飛行機に乗っているような気分になれる夢のある余興です。
このようなお仕事柄ならではの余興がもう一つあるのですが、それはまた次回ご紹介しますね。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 2 月 27 日公開
ご披露宴のお料理②
今月も寒い日が続いていますが皆様お元気にお過ごしでしょうか。
間もなく3月を迎える頃となり、春も確実に近づいているようです。
国内のオミクロン株の感染状況は少しずつ落ち着いて来ているように見えますが、一方世界に目を向けると不穏な出来事も報道されています。
映像だけを見ているとまるで現実とは思えないように感じますが、日本にとっても様々な影響が少しずつ出ているとも言われています。
他国の出来事、と軽視せずニュースには耳を傾けていたいですね。
さて、今回は結婚披露宴の席で提供されるお料理についてお届けします。
やはりお目出度いお祝いの席ですから、何よりも「縁起が良い」という事を大切に食材を選びます。
主に日本料理の食材のお話になってしまいますが、姿形や言葉の響きから連想されるものもありますね。
先ずは「鯛」、これはもちろん「おめでたい」という言葉の響きから、という事はお分かりいただけると思います。
続いての「伊勢海老」、縁起の良さには3つのポイントがあります。
1つ目は、海老は茹でると鮮やかな赤色になりますね。
この赤という色には、邪気を祓う魔除けの力があるといわれています。
2つ目は、殻が鎧かぶとのように見えることから、力強さの象徴として。
最後に、海老の尻尾は常に曲がっています。
その様子を老人に見立てて、長寿を表すようになったとか。
その他「ハマグリ」は2枚の殻がぴたりと重なり、対になっているもの以外は合わないところから、「夫婦和合」の象徴として古来から親しまれています。
女性の美徳と貞節を意味するとして、ひな祭りなどでも食べられますね。
ご紹介した食材は日本料理以外でも様々にアレンジされてお祝いの席で皆様が美味しく召し上がっているものばかりです。
ゲストとして出席する機会がありましたら、思い出して頂ければ幸いです。
(司会者S)
#スタッフブログ
2022 年 2 月 14 日公開
ご披露宴のお料理①
今日はバレンタインデーでしたね。
1年に一度、気になっている男性に愛の告白の気持ちとして女性がチョコレートを贈る、という一大イベントですが、これは日本では毎年2月になると売り上げが落ち込む事に頭を抱えていたあるチョコレートメーカーが考えたアイディアが始まり、という説が有力です。
というと夢も希望も無い無粋なお話になってしまいますが、そもそも「バレンタイン」とはローマ皇帝の迫害下で殉教した聖・バレンタインの事を指していて、キリスト教圏では一般に恋人や家族など大切な人に贈り物をする事が習わしとなっているそうです。
さて、披露宴に招待されて何が一番楽しみかというと、殆どの方は「お料理」(自分調べ)と答えます。
新郎新婦はもちろん、親後様にとってもゲストに美味しいお料理を食べて頂きたいという想いはありますからどんなお料理を選ぶかも大切なポイントになってきます。
今はフルコースのお料理が供されるのは当たり前ですが、はっきりとは覚えていないのですが30~40年前にはその場で食べるものと、お持ち帰りが前提となっているものがありました。
例えばお椀や茶碗蒸しといった温かいメニューはその場で頂いて、「尾頭付き鯛の塩焼き」や「お赤飯」などはそのままお重箱や折に詰めて持ち帰る事が殆どでした。
また、現在のような「カタログギフト」もまだ登場していませんでしたので、お引き出物も大きくて重たいものが多かったようです。
そんな結婚披露宴という晴れやかな席に登場するお料理ですが、使われている食材それぞれに意味のあるものがメニューとして考えられています。
次回は婚礼料理についてご紹介していきますのでお楽しみに!
(司会者S)
#スタッフブログ
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